仕事に出かけようとして、自室を出て洗面所の前をとおると、女房が床に倒れていた。驚いて、「ど、どうした!」と聞いたら、女房はうーうーと言っている。背中をさすりながら、ようすを見ていると、気を失っているようではない。

ゆっくりと背中をさすっていると、女房はようやく口を利きだした。「メニエル病の発作みたいだ」と本人が言う。

いつまでも床に倒れたままではいけないので、布団の上まで連れて行った。仕事に出かける時間が迫ってきたので、仕事を休むかどうか決断しなければいけない。女房にどうしようかと聞いてみると、「もう、大丈夫だから出かけていい」という。

仕事を終えて、急いで帰ってみると、女房はぐっすり眠っている。夕方、行きつけの医者に連れて行って診断してもらったら、「貧血の一種だ、大したことはない」というので、安心した。

女房が倒れて、寝込んでしまったら、あすから飯が食えない。

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