大本山本門寺の近くに住んでいるので、お会式のパレードのすばらしさを知っていた。
先日、地域情報誌の編集委員がパレードに参加しているというので、私も参加したいとお願いしていた。
その後、何度も会う機会があったが、その件の話は何もしてくれなかったので、参加できないものと思っていた。
ところが、前日の夕方、参加させてやるから来いという連絡があった。

当日、集合場所で太鼓と撥およびはっぴを貸してもらって、池上の町を練り歩いた。大勢の見物人の前で、どんどんと太鼓をたたきながら行進するのはとてもいい気持ちだった。こんなに楽しいのなら、また来年も参加したいと思った。

残念なことに、簡単だと思った太鼓のドンドコドンが、どうしてもうまくたたけなかった。ほかの人がたたく太鼓のスピードについていけなくなり、リズムが狂うのだ。近くにいる人が、しかめ面をしている。これには参った。

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