夜10時ごろ、大学時代の友人から電話があり、「おれのパソコンに侵入しただろう?」というとんでもない疑いをかけられた。

この友人は、自分のノートパソコンを使っているが、機械操作には弱い。「おれの友達の中で他人のパソコンに侵入できるのは、お前しかいない」
というのだ。

話をよく聞いてみると、自分のパソコンに入れたクラス会用の文書が書き換えられてあり、きょう、その事実に気がついたというのだ。
文書の中味は何も変わっていないが、文書のまわりの空白に細工がしてあり、花が咲いたり、飛び散ったり動き回るようになっているそうだ。

私は、思わず大笑いしてしまった。友人の職場の同僚がいたずらをしたのだ。
友人は、いつもパソコンを開いたままにして席を離れていたという。離席している間に、パソコンにいたずらをされたのだ。

パソコンのデータを盗まれたという事件がよくあるが、それらの90%は職場の中で起こる。友人は、データを盗まれたのではなく、面白半分に書き換えられたのだ。

友人に、「お前、生徒の成績を書き換えられていないか、すぐにチェックしろ」と注意した。友人は、定期試験問題や生徒の成績もこのパソコンに入れているのだ。

友人は、ヒエーと悲鳴をあげた。「もし、生徒の成績データが書き換えられていたら、大問題だ。どうしよう」とあわてふためいている。


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