5ヶ月も部屋代をためた男を追い出すところまでこぎつけたが、3月末の明け渡しがきょうまで延びていた。

夜10時ごろ、アパートに行って、本当に明け渡しの状態になっているかを確認した。こんなときには、用心に用心を重ねて、かんたんに部屋に入らない。懐中電灯で部屋の中を照らし、様子をうかがう。中に人がいないことが確認できるまで、何度もアパートの周りを歩き回るのだ。

相手は、追い詰められているねずみの状態ともいえるのだから、危険な手段に訴えるかもしれない。わずか6万円ぐらいの家賃で家主が怪我をするのは、ばかばかしい。だから用心するのだ。

結局、部屋はきれいにして、あけてあった。連帯保証人である親と何度も話し合っていたので、親がすべて手配したようすだった。

ああ、やれやれ、ひと安心だ。

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

日記内を検索